やさいだより          No.163  2000年 9月15日(金)

佐久に来て不思議で仕方ないのは、一つは梅と桜がほぼ同時期に咲くこと。
もう一つはうぐいすが春から夏まで鳴いていることです。
どちらも気候の関係なのでしょうが、それにしても不思議です。
夏にはミンミンゼミとうぐいすの両方の声が聞こえるのですよ。
季節はどこへ行ってしまったのでしょうか?こちらとしては、贅沢に2倍楽しめるので嬉しいのですが…。
9月も半ばに入ると、さすがにどちらの声も聞かれず、代わりにコオロギがあちらこちらで鳴いています。

セミとうぐいすが聞こえなくなった当たりから、農作業の方もピークを越したようです。
今までやむなく(?)ほったらかしにしていた草も、最近はちょこちょこと取っています。
只今タマネギの苗床が雑草に埋もれています。
草の中には、10cmほどに成長したたまねぎの苗が….まずは出来るだけ早く除草して、
苗を日光と風に当ててやらなければ。この苗を畑に定植するのは、10月に入ってからです。

7月の末から、時間を見つけては1列2列と掘っているジャガイモは、
やっと後1列を残すのみとなりました。
「あんまり置いておくと、コオロギに食べられるよ。」と、誰かが言っていました。
コオロギが食べているのかどうか分かりませんが、
確かに遅くまで土の中にあったものは腐っていたり傷があったりできれいな芋が少ないのです。
先日の雨で濡れた土が乾いたら早速掘ろうと思います。

多忙な時期には、ちょっと運動不足気味だった我が家の犬ですが、
ここ3日ほどはジャガイモを掘った後の畑を思い切り走り回ってストレスを解消しています。
よかった。よかった。      さちこ