2008年 4月 4日 号

4月になりました。爽やかです。
新しい暮らしが始まった方もいらっしゃるでしょうか。
私達は、カレンダーがさほど重要でない今の生活が長くなりましたが、やはり、4月は新鮮なスタートの
月という感じがします。
今シーズンの田畑も始まりました。気持ちも新たに今年の仕事に取り組んでいます。

まずは、畑も田んぼも作物を育てる準備から入ります。肥料(鶏糞・堆肥)などを撒きます。
人間に栄養が必要なように、稲や野菜にもおいしい肥料で元気に育ってもらいましょう!

肥料散布もそうですが、雨が降ると出来ない作業が多いので、農業を始めて14年、カレンダーよりも
天気が気になります。天気の変化で作業の進め方や内容が変わってくるので、テレビ・新聞・ネットで
日に何度もチェックしています。

田んぼの水管理も空の様子を見ながら、雨が多く降りそうな時には、水尻(排水口)を大きめに開けて、
水位が上がり過ぎないように注意します。土手が決壊しては大変ですからね。

こんな感じで、自然と共に、時に自然に翻弄されながら(?)仕事をしています。

今日はお米の出荷の後、温床の踏込みをします。温床は、野菜の種を発芽し易くする温かいベッドです。
切ったワラの間に鶏糞を挟みながら重ね、水を入れて上から踏込むと、アラ不思議、やがて発熱してくる
昔ながらの方法です。
1時間弱ワラを踏むのはかなり疲れますが、天気も良くて気持ちのよい汗を流せそうです。

穏やかに晴れて、週末は行楽日和となりそうですね。

「まんまる米」をお腹に入れて、パワー全開で外に繰り出してくださいね!
さちこ