2008年 6月 13日 号

5月28・29日に田植え、その前後に野菜の定植・種まき等もほぼ終了。5月30日に
カモが到着し、1週間ほど庭の小屋で過ごした後、6月7・8日に無事田んぼデビューを
しました。

毎年この時期は、カモを田に入れる準備に加えその他の畑や田の仕事で体グッタリ、
心しんなりという感じに気力まで萎えてしまって困るのですが、今年は2人とも元気で
気力体力共に充実しています。効果的に休憩を入れていることが大きいのかもしれません。
そして美味しいお米を皆さんに食べてもらうぞ!と気持ちも張り切っているのです。

段階的に播いているトウモロコシの間引きと草取り、約8000本あり一気にやるのは
かなりしんどいので毎日2時間ほどj時間をとっています。先日もせっせと青空の下で間引き
ながら草を取っていました。通路にしゃがみ少しずつ進みながら両側のトウモロコシをみて
いきます。
通路には10cmほどの草がびっしりと生えていました。右を取って左を取ってと体の向き
を変えながら移動していて、列の中ほどまで進んで右から左へ向こうとした時、通路の草の
中に何かが見えたのです。

一瞬汚れたロープだと思ったのですがどことなくヌメッとしたやわらかい感じ、
次の瞬間「ヘビだ!」とわかりました。多分この間1秒もなかったと思います。
私のつま先のすぐ先、顔の下にヘビがいたのです。あまりの恐怖に声も出ず素早く
立ち上がり走って逃げました。やっと叫んだのは10歩ぐらい走ってからです。それも
「きゃー」なんて女性らしい声は出ません。あれは日頃から訓練しているか、余裕がある
ときにしか出ないですね。
可愛くもない太い声で「あ」と「お」の間のような感じで「おあああああ!」と叫んだのです。

農園主によると「ヤマカガシ」ではないかと言うことでした。
「ヤマカガシ」は本州・九州・四国などに生息する毒蛇です。田んぼのあぜ道などにも
よくいます。畦を歩く時には「ヘビに会いませんように」と祈りながら歩いているのですが、
時々遭遇して心臓が縮み上がります。

あ~、「ヘビ」って書くのも気持ち悪いです。とても苦手です。

大きくて美しい自然から力をもらうことの方が多いのですが、命に関わる恐ろしい事も
たくさんあります。
皆さんもハイキングなどで自然の中に入るときには充分気をつけてくださいね。
アイガモちゃん・野菜・稲の苗や作業の様子はHPにアップしていますよ。写真館やブログで
見てみてくださいね。   さちこ