まんまるだより     2013年 4月 5日 号

~ 始まりの農作業 ~

今年の3月は天候に恵まれ、仕事がスイスイはかどりました。
雨に降られて進めたいのに出来ず、じりじりと焦る3月末が多いですが、天気に悩まされることなく進むと、
いや全く気持ちが良いです。

001鶏ふん散布2
晴れ続きで、田んぼや畑の肥料散布もはかどりました。写真は、有機の肥料を田んぼに散布しているところ。
機械のふたを開けると、こんな風に出てきます。出てくる肥料の量は調節できます。

4月に入ると、まずは温床作りです。
高原の佐久は、4月はまだ朝晩冷えます。野菜の種が発芽しやすいように、温床で優しく温めてあげる必要があります。
枠の中に、カットした藁を入れ鶏ふんを混ぜたところに、水を加えて上から厳しく踏みつけます。
優しさには、厳しさも大切なのです。
しっかり踏みつけて水を下まで行き渡らせると、2日ほどで発熱してきます。
この熱が、夜の寒さから種や小さな苗を守ってくれます。お母さんみたいな暖かさですよ。
さちこ